12月、本の種出版から発売される『こちら、発達障害の世界より―生きやすく生きることを求めて』の装画とカットを担当いたしました。発達障害の当事者であり支援者でもある難波寿和さんの自叙伝です。
「解離性障害のちぐはぐな日々」の出版記念の展示会で、本の種出版さんの方とお会いしたのがきっかけで今回のお仕事となりました。
「解離性障害のちぐはぐな日々」の合同出版さんを始め、本作りを通じて素敵な出版社さんに出会えるのがとても嬉しいです。
ただの解説書ではなく、エッセイでありエールであり、理解の手助けにもなる本だと思います。
発売は12月中旬予定で、現在、本の種出版さんのサイトにて予約受付中です📙👀
書籍情報
「こちら、発達障害の世界より―生きやすく生きることを求めて」
混沌としたミライを渡っていくための、本という名のチケット。新レーベル『ミライのパスポ』第1弾!
小さい頃から、言葉はへたくそで、乱暴で、怒りやすくて、泣きやすかった。分かっていても、自分の行動を止めることができなかった。ボクは現実から逃れるために、小学校卒業と同時に記憶を封じ込め、全てを忘れることにした。
そして大人になり、発達障害者を支援する心理士として働き始めていくうちに、何もかもがうまくいかなくなる。発達障害の診断を受け、うつ病の当事者ともなって休職したとき、ボクは、閉じた記憶のパンドラの箱を開いて、過去の自分と向き合うことを決めた――。
自閉スペクトラム症の当事者であり、子どもから大人までの療育とカウンセリングに携わる支援者。ふたつの立場をもつ1人の人間としての〈信念〉に基づき、時にシリアスに、時に軽妙に、「あり得ないことがあり得る」発達障害特有の世界を伝える、清冽な自叙伝。生きづらさを抱える全ての人が「生きやすく生きられる」ための道を描き出す。
著者 難波寿和
定価 1,700円(予価)+税
ページ数 256ページ
判型 四六判
製本 並製
発売日 2019年12月中旬予定
ISBNコード 978-4-907582-20-3
Cコード 0036